ImageMagickをサイレントインストールするコマンドを紹介
今回はインストールファイルを使ったインストール方法とwingetコマンドを使ったインストール方法を解説します。
ImageMagickの過去の記事についてはこちら
exeファイルをPowershellでインストール
ダウンロード
今回の例はURLを直接指定しているので、時間経過でURLが変わる事が予想されます。
その時々でURLを変更してダウンロードしてください。
# インストーラーダウンロード先作成 mkdir $env:TEMPimagemagick # インストーラーダウンロード Invoke-WebRequest https://imagemagick.org/archive/binaries/ImageMagick-7.1.1-13-Q16-HDRI-x64-dll.exe -OUTFILE $env:TEMPimagemagickimagemagick.exe
インストール
ダウンロードしたインストーラーを実行し、インストールします。
Start-Process -FilePath $env:TEMPimagemagickimagemagick.exe -ArgumentList "/silent /install" -Verb RunAs -Wait
※管理者でないとUACが起動してOKを押下する必要があります。
-ArgumentList "/silent /install"の引数情報でサイレントインストールを指定します。
インストール確認
ターミナルを再起動します。※管理者の必要はありません
magick -version
インストーラーファイル削除
使ったインストーラーを削除します。
rm $env:TEMPimagemagick -Recurse
Wingetでインストール
ImageMagickはwingetでのインストールは可能になっています。
インストーラーのファイルが不要なので積極的に活用しています。
バージョンの確認
winget search imagemagick
検索結果からIDがImageMagick.ImageMagickと確認できました。
インストール
winget install ImageMagick.ImageMagick --accept-package-agreements
引数--accept-package-agreementsはインストールに必要な同意条件を全て許諾するコマンドです。
インストール確認
ターミナルを再起動します。※管理者の必要はありません
magick -version