WindowsでNode.Jsをサイレントインストールする方法についてまとめます。
Node.Jsとは
Node.jsは、JavaScriptを用いてサーバーサイドのアプリケーションを開発するためのプラットフォームです。以下に、Node.jsの特徴をまとめます。
非同期I/O:Node.jsは、イベント駆動型の非同期I/Oモデルを採用しています。これにより、CPUリソースを効率的に活用しながら、高速な処理が可能となります。
マルチプラットフォーム対応:Node.jsは、Windows、Mac、Linuxなど、多くのプラットフォームで利用できます。
パッケージ管理:Node.jsは、npm(Node Package Manager)を用いて、多くのパッケージを簡単にインストール・アップデートすることができます。また、npmを使ったパッケージの配布も簡単です。
シンプルなAPI:Node.jsのAPIは、シンプルで簡単に扱えるものになっています。また、多くのAPIが非同期I/Oに対応しており、高速な処理が可能となっています。
イベント駆動型:Node.jsは、イベント駆動型のモデルを採用しています。これにより、非同期処理が可能となり、スレッド数を抑えながら高速な処理を実現できます。
大規模アプリケーションの開発:Node.jsは、スケーラビリティが高いため、大規模アプリケーションの開発にも適しています。
オープンソース:Node.jsは、オープンソースであり、無料で利用することができます。また、多くの開発者がコミュニティを形成しており、多数のパッケージが開発されています。
以上が、Node.jsの主な特徴です。Node.jsは、シンプルで高速な処理が可能なため、Webアプリケーションやサーバーサイドのアプリケーションの開発に適しています
インストーラーを使ってインストール
ダウンロード
最新版をダウンロードします。
コマンドからインストール
ダウンロードしたフォルダに移動します
Start-Process -FilePath .node-v19.8.1-x64.msi -ArgumentList "/passive" -Wait
※インストール中のプログレス画面を非表示にしたい場合は/passiveを /quite にすれば非表示にできます。
Wingetを使ってインストール
IDの検索
winget search nodejs
開発版、LTSといろいろ選べますが、今回は通常のバージョンでインストールします。
もし必要なバージョンがあれば、対象バージョンのIDを指定してインストールしてください
Wingetでインストール
winget install OpenJS.NodeJS --accept-package-agreements --Force
インストールの確認
インストール直後はコマンドのエイリアスが有効化されないので、一度ターミナルを再起動します。
npm -v
動作確認
テストファイルの作成
Node.jsを使ってHello, Worldを出力するには、以下のようなコードを書きます。
console.log("Hello,world!");
実行
このコードは、コンソールに「Hello, World!」という文字列を出力するものです。コードをファイルに保存し、コマンドラインでファイルが存在するディレクトリに移動して、以下のコマンドを入力します。
node .hello.js