WingetでThunderbirdをインストールすると日本語にならない
普段どおりインストール
winget search thunderbird
SearchでIDを検索して
インストールします
winget install Mozilla.Thunderbird
インストール後に自動でThunderbirdが起動します
英語です。
どうしてか
インストール時のダウンロード先を見てみるとen-USになっています。
これだとアメリカ圏のThunderbirdがインストールされてしまいます。
日本語のパッケージがないのかというとそうではなく、ちゃんと存在しています。
リンクが存在していて、ダウンロード・インストールができます。
一度アンインストール
winget uninstall Mozilla.Thunderbird
原因はlocaleオプション
公式サイトからは正常にインストールできるのでwingetの問題です。
ここで注目するのはlocaleオプションです。地域と言語の指定ができるオプションです。
これがどうなっているか確認してみます。
winget show --exact --id Mozilla.Thunderbird --locale ja-JP
最新のバージョン115.6.0に日本語のインストーラーが無いようです
インストーラーのlocale(地域&言語)がen-USしか表示されていません。
インストールできるバージョンを確認し、その中から日本語の見つける
winget show --exact --id Mozilla.Thunderbird --versions
このバージョンの中から見つけます。
見つけました
winget show --exact --id Mozilla.Thunderbird --Version 115.2.3 --locale ja-JP
インストール
winget install Mozilla.Thunderbird --version 115.2.3
ダウンロード元のURLにjaがあるので日本語になりそうです。
日本語化されました
インストールができると、自動で最新バージョンになるのでセキュリティの心配は少ないです。
ただコマンド一つでできないのは不満ではありますが仕方ありません。