メモリが肥大化しパフォーマンスが悪化!その解決方法
トラブル発生
メモリの圧縮をするMemory Compressionがあるが、なにかの拍子に圧縮が暴走してPC全体のパフォーマンスが劣化するケースがあります。
PCを起動し、しばらく経過した状態のPCのパフォーマンスになります。
CPUが常に計算し、メモリが13GBを消費しています。
このような状態がずっと続いており、操作が困難なほどパフォーマンスが悪くなってしまいました。
ストレージこそHDDですがメモリも16GB搭載しているのでそこそこハイパフォーマンスPCです
暴走状態のときに問題の切り分けになるのが、MemoryCompressionという機能です。
MemoryCompressionでは、プロセスが使用するメモリ領域を圧縮して、効率的に格納します。これにより、メモリが不足しても、ページファイルへのページアウトを減らすことができます。
ただこの機能がしばしば暴走して圧縮時にPCのパフォーマンスに大幅に影響を与えます。
[一度この機能が働いているか確認して、有効であれば無効化して、パフォーマンスの確認をします。]{.mark}
設定の確認
Get-MMAgent
MemoryCompressionがTrueになっていれば設定が有効になっています。
これが原因の可能性があります。
MemoryCompressionの無効化
Disable-MMAgent -MemoryCompression もしくは Disable-MMAgent -mc
圧縮が0GBになりました。
と同時にメモリが圧倒的に減りました。
とはいえこの処置はMemoryCompressionが暴走したときのみ無効化したほうがいいです。
有効化の方法
Enable-MMAgent -MemoryCompression