手差しトレイから印刷を正常に戻す方法を解説

トラブル発生

頻繁に印刷するA4をPCから印刷しようとしたら、トレイから印刷されず手差しトレイからの印刷となってしまう。

これまで正常に印刷できていたのに、急にトレイ印刷ができなくなってしまったというトラブルです。

プリンタの標準設定が変わってしまったのか考えられたので確認してみましたが、手差しトレイからの印刷にはなっておらず設定は正しい状態でした。

今回不具合をおこした印刷機は富士フィルムビジネスイノベーションのDocuPrintでしたが、同様の問題は同社他機種および他社でも起こりそうです。

問題のPCの他に別のPCからも印刷して確認してみると同様に手差しトレイからの印刷となりました。

この現象からPC側のプリンタ設定ではなく、プリンタにトラブルが発生している事が推察されました。

A4トレイを確認してみましたが、紙詰まりなどは発生していませんでした。

ここであることに気が付きます。

トレイ内で用紙を固定するガイドが少し離れており、用紙とガイドの間に隙間が発生していました。

プリンタの用紙サイズを判別するセンサーは意外にも想像以上に正確で、このガイドがずれたことで用紙サイズがA4ではないと判断し、手差しトレイからの印刷へ変更されてしまったのが、今回の直接的な原因でした。

きちんとガイドを用紙に当てるように調整し、再度印刷してみると正常にA4トレイから印刷されました。

富士フイルムBIダイレクトからの用紙トレイのセットの方法を載せておきます。

同様のトラブルについて解説されています

きっと誰かが用紙を補充した際にガイドに当たり動いてしまったと考えられます。

プリンターに限らず日常的に使われるものは雑に扱われがちですが、プリンターは精密機械なので丁寧に扱ってもらうように声掛けしてみてください。