長尺のHDMIケーブルを使ったら映像が映らない場合の対処方法について解説
事の発端
PCの横にプロジェクターを設置してWEB会議の準備をしていたら映像が映らないというトラブルを受け会議室に呼ばれました。
抜き差し、PCの再起動をしても直りませんでした。
そのため応急処置で手元にあった別のケーブル(1メートル)を使いWEB会議に臨んでもらいました。
原因
映らないHDMIケーブルは比較的新しいケーブルで老朽化による断線は考えにくい状態でした。
検証環境で別のPCとモニタに挿しても移りませんでした。
なにか別の原因があると考えて、ケーブルに目をやると、ケーブルが巻かれている状態に目が止まりました。
そうです。
トラブルがあったケーブルは会議などで離れた場所から接続できる様に5mという長尺なケーブルを使っていました。
今回、短距離で使用するので巻かれたままでした。
巻かれた状態で使用するとHDMIケーブルの周囲に磁場が発生し正常な通信ができなくなります。
プロジェクターに映像が映らなかった原因がわかりました。
対策
HDMIケーブルが巻かれていたら、ほどいて直線的な状態でPCとモニタやプロジェクターへ接続してください
当たり前ですが
大は小を兼ねるとよくいいますが、長すぎるケーブルを使用したことで発生するトラブルもあります。
今回は長いことで発生したトラブルでしたが、逆に短いと端子に無理な力が掛かってしまうケースもありえます。
そのため接続する長さにあったケーブルを用立てて使用するのが望ましいです。