20代のときは車を改造してサーキットで走っていました。
サーキットで走ると言っても様々な形態があって、F1などの公式レースや、それよりも規模の小さい草レース。レースとは別にサーキット場で車を走らせる機会を提供する走行会なんてものもある。
自分はその走行会が大好きです。
レースではないので競った気持ちで走っていないので車が損傷するリスクが少なかったり、各々好きなタイミングで走れたりするので(グループ分けされて、グループ毎に走るケースが多いです)調整だったり、自己ベスト更新だったりと好きな走りができます。
また自分はいわゆるドリフトではなくタイムアタックをするグリップ派です。
もうじき子供が生まれるので今の車はミニバンになっているのでスポーツ走行とは離れた環境にいます。
仲間でもスポーツカーに乗っているのは当時と比べて半分くらいになっています。
そんな仲間内で最近2大話題になるのは「自動運転」と「電気自動車」
電気自動車は実はそれなりに速いので実用的なスポーツカーが出たらほしいよねって話で終わるのですが、自動運転に対してかなり否定的です。
理由は色々ありますが「運転精度が甘いからだめ」「運転の楽しみがない」という意見で終わってしまいます。
運転精度が甘い
一度現行のセレナで自動運転を経験したことがあります。感想は高速についてはかなり安定していて、ほぼ信頼できるところまで来ている。
追い越しはしませんでしたが、ぶっちゃけ自動運転中は100km/hだろうと80km/hだろうと速度に関してあまり気にしない。
一般道は現在の技術ではまだ運用段階ではないので自動運転ができないのは理解できるが、全否定しなくても・・・とは思う。
現状運転精度が甘くても将来への技術的課題は解決してほしい。
なぜなら完全自動運転が実装されれば様々な問題が解決すると考えているから
社会問題化している高齢者ドライバーによる事故の削減
子供だけ載せて送り迎えがなくなる
店舗駐車場が不要もしくは減らせる。自動運転なので店舗駐車場に止める場所がなければ、自宅に帰らせてもよし、そのへんを適当に走らせておくもよし
搭乗中にいろんな事ができる。通勤に1時間かけていたならば、その時間が勉強時間などに当てられる
信号機などがなくなれば、景観の向上、節電効果が期待できる
なので発展途中の技術ではあるが、応援して一般道で運用できるようになってほしいレベル
色々な課題、問題があることは重々承知しているが、期待のほうが大きい
運転の楽しみがない
これが曲者
確かに車を制御して走るのは楽しい。
それこそサーキット場で300km近い速度からフルブレーキをして1コーナーに進入する時の横Gは凄まじい、それが楽しい
タイムを削るのが楽しい
車を改造して速くなった事が体感できるのが楽しい
ただそれはサーキット場での話。
一般道で楽しさは必要だろうか?
楽しい=自己中心的な運転だとすると非常に危険な考え方になる
スピードを出したい
マフラーの音を大きくしたい
などなど自分以外は迷惑以外何者でもない。
もし完全自動運転化してしまったら、たしかに市販車に操作する事ができなくなってしまうが、それはそれで構わない気がする。
サーキットで走りたければ専用の車を用意すればいいだけの話
金はかかるが、迷惑をかけるより何倍もいい