Thunderbirdは制作元のMozillaからコマンドが用意されているので、サイレントインストールをすることが可能です。
Thunderbirdのインストールにはいくつかの選択肢があります。
・exeからインストール
・MSIからインストール
・wingetからインストール
上記に上げた方法はすべてコマンドでインストールができるので、サイレントインストール可能になります。
今回の事例は予めインストーラーをダウンロードしています。
コマンドでダウンロードすることも可能ですが、問題の切り分けをしやすくするためにサイレントインストール方法のみ記載しています。
exeからインストール
からThunderbirdの無料ダウンロードを選択し、Thunderbird Setup xx.exeをダウンロードします。
xxはバージョン番号になるので、継続してサイレントインストールする時は保守の事を考え工夫が必要になります。
コマンドプロンプト(管理者)
"Thunderbird Setup 91.5.0.exe" /silent /install
Powershell(管理者)
Start-Process -FilePath "Thunderbird Setup 91.5.0.exe" -ArgumentList "/silent /install" -Verb RunAs -Wait
エンタープライズ版のMSIからインストール
WINDOWS MSI 64-BITを選択します。(32BITの場合はEXEしか選べません)
コマンドプロンプト(管理者)
msiexec.exe -i "Thunderbird Setup 91.5.0.msi" /passive
Powershell(管理者)
Start-Process -FilePath ".\Thunderbird Setup 91.5.0.msi" -ArgumentList "/passive" -Wait
インストール中にプログレスバーの表示をさせたくない場合は/passive の代わりに/quietを使用
例はPowreshellの場合
Powershell(管理者)
Start-Process -FilePath ".\Thunderbird Setup 91.5.0.msi" -ArgumentList "/quiet" -Wait
wingetからインストール
wingetツールはWindowsStoreなどのアプリをコマンドでインストール・アンインストールできる機能になります。
それまでは個別にwingetをインストールする必要がありましたが、2021年頃から標準で搭載されました。
Thunderbirdがインストール可能か確認
Powershell(管理者)
winget search thunderbird
Mozilla Thunderbirdの名前があったのでインストール可能です。
Powershell(管理者)
winget install Mozilla.thunderbird
インストール名は名前、IDどちらを指定してもインストールはされます。
winget install "Mozilla Thunderbird"
マルチ言語対応されました
2023-01-31 更新
動作確認をしたらデフォルトの言語が日本語になりました。 wingetを使ってのインストールが実用的になりました
以前の記事 参考までに
注意点として、wingetからのインストールはマルチ言語に対応しておらず、インストールはen-usになってしまいます。
インストール後に言語選択させることで日本語化できます。
Tools - Preferences - Language
Search for more languages…を選択
Japaneseを選択
Add を選択し言語情報をダウンロードする。
Japaneseがリストに表示され、最上位にある事を確認してOKを選択
適用して再起動を選択すると、Thunderbirdが日本語化される
日本語化されました。
wingetからだとこの手間がある分、現状ではインストーラーを使用したインストールの方が簡単だと思います。
最後に
いかがでしたか?
お役に立ちましたでしょうか?
今後もブログの方を更新していきますのでよろしくお願いします。
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